五番曳山　鯛

　五番曳山魚屋町の鯛は、弘化2年（1845）9月に製作されました。細工人、塗師ともに不明となっています。
　「鯛」はその名のとおり海にいる魚の鯛を模して作られています。一般的に”めでたい”という語呂の良さからお祝いや神事の縁起物として神事では重宝される鯛ですが、鯛曳山はその艶のある紅色の丸々とした容姿から子供から大人まで人気のある曳山となっています。

　2003年には21年ぶりの塗り替えが行われ、鮮やかな朱色と金色がまぶしい姿となりました。写真は、2003年10月19日に行われた塗り替えお披露目巡行で、魚屋町にてお祝いの紅白もち撒きの様子です。

鯛の画像